秋のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びは5日、大きなヤマ場となるスーパーチューズデーを迎え、多くの州で開票が行われています。
アメリカの主要メディアはトランプ前大統領が15州のうち、これまでに12の州で勝利を確実に、ヘイリー氏はバーモント州で勝利を確実にしたと伝えました。
トランプ氏はさきほど支持者を前に演説し「きょうはすばらしい日だ」と述べました。
共和党の候補者選びは、各州などに割りふられた代議員の過半数にあたる1215人を誰が獲得するかで争われます。午後1時現在で獲得した代議員は▽トランプ氏が544人、▽ヘイリー氏が52人となっています。
また、スーパーチューズデーでは与党・民主党の候補者選びも全米の15の州とアメリカ領サモアで行われていて、ABCテレビはこれまでにバイデン大統領が13州で勝利を確実にしたと伝えました。